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My Hakone Time by 天悠

フードジャーナリストが味わう 天悠のおいしい秋
秋の味覚をたっぷりと、
〈ダイニング はこね〉の夕食

日に日に秋の気配が深まる箱根。

四季折々のおいしいものでお客さまをおもてなししている

天悠の〈ダイニング はこね〉にも、秋の旬の食材が揃いました。

今回、そんな美食の秋を味わいに天悠を訪れたのは、フードジャーナリストの里井真由美さん。

世界のレストランを巡る里井さんが、2017年秋のメニューをレポートしてくれました。

 

>>一足先に夕食ページをご覧になりたい方はこちらから<<

 

手の込んだ前菜を前に高まる期待感!

手の込んだ前菜を前に高まる期待感!

季節の花が飾られたエントランスを抜けると、「ようこそ、いらっしゃいませ」と、笑顔でお出迎えいただき、ほろっと気持ちが和みます。それでいてキュッと背筋が伸びるような上質な空気感。〈ダイニング はこね〉は、さすがメインダイニング。オープンキッチンの活気もあり、おいしさだけではない何かを期待させる雰囲気があります。

 

席に着いてお品書きを見てさらにわくわく。旬素材もふんだんに、お魚・お肉・デザートと続く流れは、まるで洋風のコース仕立て……と、胸がときめきます。

 

最初に運ばれてきた前菜は、まずそのきめ細やかさに感激。彩り良くまとめられた小さな5品を前に、何から食べようか迷います。あぁ、この迷う瞬間って大好き。

食いしん坊ならではの直感で、一番お味が優しそうな「菊菜と占地のお浸し」からいただくと、お出汁と菊菜の香りがなんて上品なのでしょう。

「ポルチーニ茸と鶏のスチーム」は、くるんっと生ハムに巻かれ、手仕事に愛情を感じます。「鴨のコンフィと柿のブロシェット」はバランスの良い組み合わせ。「さつま芋ムース」にはみたらし味のあんがかかり、後を引きます。そして「海老天の巻寿司」は、酢飯にバルサミコ酢が使われていてコクがあります。酸っぱすぎず、海老天との相性ぴったりです。

 

ありそうでないコンビネーションの数々で、そのどれもがちょっとずつだから、もっと食べたーい! そんな気持ちになってきます。

和食の華の“椀刺”で、秋の海山の幸を堪能

和食の華の“椀刺”で、秋の海山の幸を堪能

お椀は「松茸の土瓶蒸し」。秋の王様的存在の松茸が登場すると、うれしいものです。松茸にはいろんな味わい方がありますが、香り重視ならやはり土瓶蒸しでしょうか。おちょこで飲むと、松茸の香りと奥深いお出汁がスッと身体に染み入るのが分かります。そう、まるで日本人のDNAに響くかのような味わいなのです。

 

「日本料理の華は“椀刺(わんさし) ” 」とも言われるように、お椀とお刺身に料理人の心が表れます。土瓶蒸しのお出汁がとても印象的で、料理長にこだわりをお伺いしたところ、「焼いた鯛の骨を煮出し、またかつお節は血合いのないものを使います」とのことで、おいしさに納得です。

 

お椀でほっと癒やされていたら、次にふわ〜っと靄がかかったような有田焼の器が登場。「お造り」です。箱根の朝靄をイメージした遊び心ある盛り付けで、鮪、はた、帆立貝に汲み湯葉や自然薯など海山の幸が一皿になっています。お造りで特筆すべきは“切り方” 。全体的にやや厚めで食べ応えがあります。また、帆立には表面に切り込みが入ることで、添えたレモンの酸味が適度に染み、おいしい。

料理人の腕が光る “椀刺” 。さすがです!

和食の華の“椀刺”で、秋の海山の幸を堪能
和洋のいいところがぎゅっと詰まった魚料理・肉料理

和洋のいいところがぎゅっと詰まった魚料理・肉料理

コース全体の中でも特に印象的だったのが、お魚料理「太刀魚パン粉焼き 地海苔バターソース」です。食感のバランスがとても良く、ロール状の太刀魚は身がふっくら、パン粉はカリッ、添えられたマスの卵はぷちぷちと弾け、口の中が楽しい〜! 食感が楽しいと食べ飽きず、満足感にも繋がりますよね。静岡産の地海苔のバターソースで味が広がり、味覚の相乗効果を堪能しました。

 

一方、お肉料理の「国産牛ロースステーキ」は、彩りと盛り付けが目を引きます。国産牛は炙り焼きし、余分な脂は程良くカット。それをお醤油風味の和風ソースでいただきながら、時々、添えられた紫芋ピューレを合わせたり、田楽味噌を絡めたり……お肉が細めに切られているので、一切れずつ味を変化させて楽しめます。

 

料理長曰く、「和洋両方の料理人がいるので、双方からいいとこ取りした料理を作っているんです」。それを聞いて納得。和洋の技のいいとこ取り、贅沢だな〜。

お酒は日本酒をいただきましたが、お魚お肉には、ワインも合いそうです。

炊きたてご飯と小さなデザートの満足感

炊きたてご飯と小さなデザートの満足感

お肉料理を楽しんでいる途中に、目の前で釜飯の準備が始まりました。釜からしゅんしゅん湯気がたち、今か今かと待つ時間もおいしさへのエッセンス。

「さあ、どうぞ」と蓋を開けていただくと、一気に松茸の香りが広がる「松茸ご飯」。お米のもちもちとしたつぶ感も程よく、どんどん食べ進みます。 1杯、2杯、ちょっとお焦げも楽しんだり……。

と、すっかり満足感に浸っていたら、最後にまた細やかな手仕事が光るデザート盛り合わせが登場しました。しかも芋、栗、かぼちゃ、小豆に抹茶と秋色のデザートが5種も。締めのデザートがおいしいと満足度も気分もあがり、会話も弾みますよね。「ね、今日の夕飯で何が一番好き?」なんて、お料理の感想を語り合ったり、今日一日の楽しさを振り返ったり、明日の予定を相談したり……。

 

そんなことを考えていると、ふと思い至りました。レストランに入って最初に感じた「おいしさだけではない 何か」って、こういう「素敵な余韻の時間」のことかもしれない。「おいしい」という満足度の上にある、すべての居心地良さ。きっと大人だからこそ感じられるワンランク上の満足がここにはあるのでしょう。また季節が変わったらぜひ来たい! そんな気持ちを抱く〈ダイニング はこね〉の秋のディナーでした。

炊きたてご飯と小さなデザートの満足感
里井真由美さん

フードジャーナリスト。全国47都道府県はもちろん、着物で世界20カ国以上を食べ歩き、世界のレストラン体験記をグルメ誌で連載。また、全国のお取り寄せ、デパ地下情報にも詳しくテレビ出演多数。日本の食・食文化に精通し、2015年ミラノ万博日本館公式サポーターをつとめ、2016年にはフランス観光開発機構認定、オフィシャルレポーターとして国際的にも活躍。現在、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員、国産食材を応援する「フード・アクション・ニッポン アンバサダー」としても活動している。

 
女子旅にぴったりな噂の宿
「箱根小涌園 天悠」。

居心地のよい宿は、女子旅に欠かせないもの。こだわり派の女子におすすめしたいのが2017年4月20日にオープンした「箱根小涌園 天悠」。箱根の“自然”と“和”のおもてなしをコンセプトにした宿で、非日常感を味わうことができます。絶景の大浴場露天風呂や各部屋に設置されたかけ流し温泉の露天風呂など温泉地ならではのしつらえのほか、スパも併設。ロケーションを生かしたアクティビティなど、ここでしかできない体験ができるのも魅力です。
箱根小涌園 天悠(てんゆう)
住所 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
http://www.ten-yu.com/

※すべての情報は2017年9月20日時点のものです
※今回の秋のメニューは2017年9月〜11月の期間に提供されるものです

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